都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
今日12月22日は冬至ですが、「朔旦冬至(さくたんとうじ)」という特別な冬至があります。19年に一度周ってくる「冬至」を「朔旦冬至」というそうです。今日が、その特別な「冬至」だそうです。
朔とは、朔日。つまり太陰暦での新月の日です。冬至は旧暦の11月の中気ですから、旧暦の11月の1日が冬至になることを「朔旦冬至」というのです。 月は新月から始まり29.5日を費やして満ち欠けをします。暦がまだ確立しない古えの頃は、月の満ち欠けを頼りに日読みをしたとされています。一方、太陽の運行からも日読みをしていました。棒の影の長さを測るという単純な方法で、一番影の長くなる日は、比較的誰にでもわかりやすい目安だったからなのかもしれません。その一番影が長くなる日は「冬至」と呼ばれるようになり、北半球の多くの地域では一年の始まりの日として、そして太陽が再び復活する日として大切にされてきました。 その太陽が復活する冬至と、月の復活である朔日が重なる特別な日が「朔旦冬至」なのです。
2014年は19年に一度の朔旦冬至朔旦冬至に 朔旦冬至が祝われた理由 古代中国では王朝が成立するたびに、その国の暦を決めていました。前漢武帝以前は、一年の始まりは征服王朝により違っていたのです。例えば、殷では一二月を正月としていましたし、周は十一月、秦は十月にするといった具合です。その後、漢の武帝の時代からは一月を正月と定めたのですが、これらはすべて、旧暦でのお話です。 古代中国では、太陽の作る影の長さや一日の長さなどに規則性があることを気づいてはいましたが、その正確性は長年の研究と測定によりなされていきました。王が立つたびに暦が編纂されることから、正確な暦であればあるほど、その王の政治が素晴らしいものである証となったのです。王権は暦と共にあったわけですね。 ですから、19年に一度の朔旦冬至が予測通りに訪れるということは、素晴らしい暦を持った王が正しく政(まつりごと)を行っているという証拠になりました。そして、朔旦冬至を祝って宮中では宴が設けられ盛大にお祝いをしたのだそう。 2014年の朔旦冬至。暦上のことですが、なんとなく特別な日として密かに楽しみにしています。 |
さくたん‐とうじ【×朔旦冬至】 暦11月1日が冬至にあたること。19年ごとに1回めぐってくることから、瑞祥(ずいしょう)吉日として、宮中で祝宴が行われた。 デジタル大辞泉 |
太陽と付きが同時に復活する日のことだったのです。なんだか嬉しくないですか?
今年はいつもより多めに柚子を入れましょうか。「瑞祥吉日」ですから・・・。
したっけ。
司牡丹 船中八策 しぼりたて 朔旦冬至搾り 720ml | |
クリエーター情報なし | |
司牡丹酒造 |