今回は、「観音様」を描きました。
毎日叔母さんの家に通って、片付けをしながら遺影を見ていたら、観音様が描きたくなりました。
不思議な気分です。
観音さまっていったいなんでしょうかね。そもそも観音さまの教えとはどのようなものなのでしょうか。日頃とても多くの方々からそんなご質問を頂き、私もあらためて考える機会が多くございます。しかし、考えれば考えるほどに観音さまのお姿がいくつも浮かんできて私も困っているのです。「60年近くも仏道にありながらいまだにそんなことを言っているのか」と皆さまからお叱りを受けるかもしれませんね。といいますのも、観音さまには決まったお姿がないのです。
観音さまの教えは『法華経(※1)』と『般若心経(※2)』という経典に主に説かれています。『法華経』では観世音菩薩、『般若心経』では観自在菩薩と訳されていますが、いずれも同じ観音さまのことです。
「音を観る」と書いて観音さま。音とは世の中のすべてをあらわし、観音さまとは見えるもの、聞こえないものも自在に見聞きして救いの手を差し伸べてくださるという意味です。 また、観音さまの「観」は主観、つまり自分自身の心をあらわします。「音」は客観、これは周囲や他人のことですね。つまり、観音という言葉には「私とあなた」という意味もあります。
私たちは主観を通して物事を見ています。向かい合った相手がどのような事を考えているのか、自分は周囲からどのように思われているのか。人間は皆、観音の世界に生きているんですね。ただ、私たちは目に見えるものに影響されがちで、他人の心やこの世の真理までをもはっきりと「観る」ことはできません。そこへいくと観音さまは大らかな視野で偏りなく自由自在にこの世界を観ておられます。これが『般若心経』に記されている「観自在」の意味です。私たちは言うなれば「観不自在」といったところでしょうか。
※1 法華経 : 正式には『妙法蓮華経』 ※2 般若心経 : 正式には『般若波羅蜜多心経』 |
したっけ。
手を合わせていると
心落ち着き
穏やかになっていくのが不思議です。
私お観音様が大好きなんです。仏像の中で。
ですので、小さな自分のお観音様もあるんですよ。仏壇にではなく、マイ机に。
祈りの対象というより柔和なお顔が好きなんです。
で、都月さんの絵は素晴らしい!!
なんとも味のあるお観音様ですね。
観音様の意味・・考えたことなかったんですよね😅仏教の教えは友達から(ピアノを弾くお坊さんと呼んでる)聞いたこと事ありますが・・私には馬の耳に念仏(失礼😂)観音様の観音って、あなたと私😀こういう風に分かりやすく話して貰えたら、友達の話も真面目に聞いてたかも🤪