年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

食品が騰貴した時

2007年09月25日 | 宅老のグチ
食品が騰貴した時
食品が騰貴した時、戦後物不足のときありとあらゆる物が消えた。買占めと売り惜しみが品不足を更に招いた。
このような時、政府はあらゆる小手先の施策を講じる。そして政府と無縁の食品業者は朝令暮改の行政に振り回され対策を考える。今のお隣の中国には『政府には政策があり、庶民はそれに関して対策がある。』という。
べったら市の歴史からサッカリンの解禁論の時代は大正の第一次大戦中と昭和10年以後の物不足と終戦直後の時代であった。当然この時は砂糖の不足の時代であって、特に戦後間もなく時にはサッカリンは税収確保のため、今のタバコと同じ専売品であって勝手に製造販売することは出来なかった。しかし、ヤミで製造する業者が多く、専売品よりはるかに多いサッカリンが出回ったという。今の60代の人達が子供の頃の甘味はサッカリンの甘さだった。サッカリンの人体実験済かもしれない。
コメント
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