年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

石川啄木が死んだ頃

2008年03月30日 | 福神漬
石川啄木が死んだ頃
石川啄木が死んだのは明治45年4月13日のことだが偶然この日の前後の事情がわかった。
明治45年4月18日 東京朝日新聞の読んでいると与謝野晶子の啄木の追悼の文があった。この日は浅田正文の死んだ日である。どのような記事があるか調べる途中で見つけた。また同日の記事で続報として4月10日に大西洋で氷山と衝突して沈没した大型客船の記事がほんの数行ある。悲劇のタイタニック号のことで4月21日頃から新聞記事の一面が客船遭難の記事となる。啄木はそんな時代の空白の日に亡くなった。今なら即時報道の時代なので啄木の死は朝日新聞でさえタイタニック号の遭難で死亡記事にする隙間もないだろう。
 なお18日の記事では浅田正文氏危篤として朝日新聞に記載されている。
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