年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

日本の実業家

2008年03月13日 | 福神漬
日本の実業家―近代日本を創った経済人伝記目録
日本工業倶楽部編集より

浅田正文の履歴は戦前発行された本を圧縮し、まとめたように思える。明治18年日本郵船発足とともに会計支配人となり、22年理事。会計課長、函館支店長を勤め、26年郵船専務、29年川崎八右衛門(川崎金融財閥)創始者と共に東武鉄道を創立し、相馬半治・小川鋪吉(日本郵船取締役)と森村市左衛門(森村財閥の創設者)共に明治製糖を創立に参画して取締役に就任、他に帝国商業銀行・東京建物に創立や経営に関わった。相馬半治は後に明治製菓株式会社の創業者となる。
 慶応義塾出身等のことは記述されていない。浅田の経歴はどう見ても経営者と見るより会計支配人として見たほうが良いのだろうか。
 浅田正文の経歴調査はここまで今後の調査の進展は偶然の出会いだけか。浅田正文は福神漬と関係がないのだろうか。三遊亭円朝の落語「七福神めぐり」に出てくる財界人になぜ浅田が入っていたのだろうか。
コメント
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