年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

自伝や社史から

2008年05月10日 | 福神漬
自伝や社史
三遊亭円朝の評伝や自伝等を読んでいると有名になったあとは都合によって書かない部分が出てくることになる。福神漬の歴史を調べるとその書きにくい部分が文献にないために状況証拠をかき集めて推量することとなるため色々なことを捜索するしかない。しかし明治と言う時代は関東大震災や戦災で文献が焼失したとはいえかなり多い。
 会社の歴史もそれぞれ会社から委嘱されて記述するから過去に起こった事件も今の時代では都合の悪いことはさり気なくかまたは意図的に無視して書いていくようになる。今の時代から見ると良い結果が出ているのだが大抵不祥事をおきたことの対策から進歩するのであって、その不祥事を記述されないとどうして改善できたか不思議である。
コメント
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