年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

水滸伝

2013年02月10日 | 築地市場にて

千葉東総地域の浪曲「天保水滸伝」を調べているのに、中国の水滸伝の話を読んでいないことに気が付く。間に合わせにジュニア版水滸伝を読む。面白い。なぜ浪曲が天保水滸伝となったのかはやっと理解した。
 飯岡町史の別巻で笹沢佐保氏が笹川繁蔵は善玉で飯岡助五郎が悪役となった理由が書いてあった。善玉は悪玉より若いことが1番目、善玉は悲惨な死にかたをし、悪役は自然死となる。
 
飯岡の市民は今でもこの浪曲のために悪役となっているようだ。繁蔵は醤油醸造業が背景となり、助五郎は干鰯(魚肥)で西浦賀と結びついている。東総の話と福神漬の逸話と関係があるのだろうか。
コメント
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