年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

原胤昭から

2013年02月17日 | 福神漬
原胤昭旧蔵資料調査報告書 : 江戸町奉行所与力・同心関係史料 ; 千代田区教育委員会/編 / 千代田区教育委員会 , 2011.3
都立中央図書館で与力給地のことを調べていたら、原の実兄の佐久間長敬が明治3年から工部省鉄道局(寮)に勤めていた。鉄道敷地の埋め立て工事に関わっていたようだ。同時期長井昌言(明治6年死去)も工部省鉄道局(寮)に勤めていた。佐久間が明治政府に勤めていたのは明治6年までのことなのでこの事は余り知られていない。佐久間が政府から去った理由は明治6年の政変の時だという。
福神漬の関係者が明治5年秋の鉄道開業期にそれぞれの立場で関係しているとは不思議である。原胤昭と花香恭次郎は横浜にいて、佐久間長敬と長井昌言が工部省鉄道寮にいた。
コメント
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