年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

安部井磐根と土方歳三

2013年02月14日 | 宅老のグチ

福島県二本松藩士の子として生まれた、安部井磐根(あべいわね)は戊辰戦争時、土方歳三と会っている。史談会速記録第1輯(明治25年9月)号
 福島県の政治家として明治以降の活躍が余り評価されていなく、歌人としての文献のほうが多い。安部井磐根は同じく二本松藩士の子として生まれた平島松尾(福島事件被告人)と明治23年から始まった衆議院議員選挙で激しく議席を争った。10票差以下の時もあって、ほとんど互角だった。明治の複雑な福島県二本松の心情がよく解る文献は東京ではまだ見当たらない。
 土方の名前は中島三郎助や新撰組隊士中島登との関係で福神漬調査の過程で出てくる。幕末の二本松藩主は病弱で藩の幹部の決断は大変だっただろう。
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