年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

戦争前の都内の漬物問屋

2015年01月04日 | 築地市場にて

先日団体契約していた生命保険会社から団体契約の該当する会社数が減ったため、団体扱いできないと通告があった。都内の漬物業者がドンドン減ったことを実感する。戦前の都内漬物組合の所属する会社個人は多かった。電話帳にも多数記載されていて盛業であったことを知る。今は食生活の変化で全国の漬物組合に参加している業者が大幅に減ってしまった。このままでは各地にある催事のときの店舗と京都の漬物しか残らないような気がする。

時代遅れとなった漬物は米食の復活しか希望の光はない。円安、海外農民の生活向上で国産漬物が見直される時期がくるがその時他の競合食品によって存在意義が残っているのだろうか。

コメント
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