今の築地市場で騒音を撒き散らしているガソリンタ-レ-が長年の酷使で車体がゆがみ、エンジン等を収納している駆動部がゆがみのために自由自在とならず、危険であるほどになってしまった。修理業者の話だと既に築地市場の長年の新規ガソリンタ-レ-の不許可で稼動しているのは1割もないようだ。動いているタ-レ-は殆どで電動である。場外のガソリンスタンドも1社になり隣地のガソリンスタンド跡地は更地のままである。
豊洲移転後のターレ-の東京都の指針が現実離れであるので新規購入をためらう。青果部のところからターレ-が公道を横切り、水産部に行けないという。つまり刺身のツマの大根を積んでタ-レ-が水産仲卸棟3階の付属商の所に行けないという。逆も同様な扱いという。場内の輸送を賄う運送会社は積み替えて青果部に配送するのだろうか。許認可を持っている東京都に逆らえないが大幅なコスト高になる気がする。ヤマト運輸等が設けている青果部専用の配送業者がいるようになる気がする。水産と青果が協調して発展した築地の食文化がタ-レ-の運行指針で消えることがあってはならないと感じる。