年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

白菜浅漬のデータ

2015年10月17日 | 築地市場にて

 

ここ数年で販売量が減った商品のデ-タがあった。白菜が60%ほど減っている。たぶん北海道のO157事件の影響かもしれない。長年続いた低価格販売競争で白菜浅漬の品質も低下していて業者が作る漬物と家庭で漬ける白菜浅漬との差がなくなり、あるいは家庭のほうが良いというレベルまでなってしまった。これは価格競争を重視する店の意向で数量低下は当然の結果である。

なおトップの減少の商品はグレ-プフル-ツという。あれほど騒いだ果物の市場開放も日本に入れるには難しそうだ。関税よりは為替の変動のほうが影響がある。

コメント
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