童話 ジャックと豆の木の話の豆といわれる。タチナタマメ(立鉈豆)という。福神漬のなた豆とは少し違うようだが混同されている。
なた豆の逸話で清水次郎長のなた豆煙管(キセル)という言葉がある。キザミタバコを筒の先に入れタバコを楽しむ器具であるが今はほとんど見かけない。なた豆煙管とは丸い管でなく筒の部分が平たい管でなた豆の鞘の形に似ているから命名されたようだ。
次郎長の愛用の煙管があるようだが講談の話から伝わっている。次郎長の講談話は明治の自由民権運動弾圧の時代に天田愚庵の東海遊侠伝から始まる。これから次郎長の色々な話が創作された。次郎長の講談は幕末の話だが福神漬の次郎長関連逸話は明治10年代の話である。
福神漬を調べていると不思議なことがドンドン増える。