年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

築地のカラスも元気なさそうで

2017年01月04日 | 築地市場にて

いつもの正月は築地市場をカラスがうるさく感じるほど静かだった。今年の正月は昨年のラスト築地ということもなく気の抜けた正月だった。豊洲へ行くか行かないかが知事にもわからない状態で専門家会議でさえ先行き不明で誰も知らない無責任状態となっている。筋書きは1月中旬に小池知事の選挙公約の環境調査が終わる。そして盛り土の問題から地下水の水銀問題に移る。対策工事で風評被害が収まるかはわからない。今の築地の人たちの空気では風評被害の対策がないので移転は無理で当然環状2号線は使えない。つまりオリンピックはたった2週間の行事であって、築地の人たちがこの間市場内を貫通する道路を使用させるとは思えない。都の豊洲移転補償金は多大となり、オリンピック施設建設費の見直しで400億円削減いたというが豊洲移転なしとなれば1兆円を超す税金が無駄となる。夢の後の東京都の財政はドウナルノダロウカ。壊れそうな築地で外国人観光客がガッカリする風景も想像できる。今も昔も今後も築地市場の再整備は誰もできない。壊れるのみ。

 昨年移転ということで修理をしていない市場施設の崩壊が目立っている。

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