年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

ク-ルジャパンの補助金報道で

2018年04月02日 | 築地市場にて

ク-ルジャパンの補助金を得てうまくいったところが無いような報道があった。昔といっても今もあるのだが故郷を活性化するという名目で農業振興で野菜加工と促進することで補助金が出る。この制度をよくい理解しないと成功することは無いようだ。

 漬物業界に新規参入するためにこの制度を利用してうまくいっているところは数件あるが失敗例のほうが多いようだ。販売量に見合う規模の設備とならず過大になるようだ。また補助金の審査が通りやすいために成功例の加工に進出するが販売価格競争になり、共倒れになることもあるようだ。それぞれの人脈販売で細々と生き残っているが企業として残るには数少ない。

 故郷を活性化する漬物で紀伊半島の南端の村々の努力は語られることも少ないようだ。今の和歌山県の南部町と南部川村が統合し、みなべ町となった時、梅産業の振興に力を発揮した人が新町長となった。行政と紀州の人脈とが今の梅産業を支えている。

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