年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

防衛省の日報問題で

2018年04月05日 | 築地市場にて

漬物は今はあまり知られていないが戦前は軍需食料で地方の歴史のある漬物屋さんの経歴を探ると駐屯する軍隊にタクワン等を納めていたところがある。千葉館山のラッキョウので有名な漬物屋さんは戦前館山航空隊に納品していたという。食の文献の少ない漬物は軍隊の記録が重要である。たかが防衛省の日報問題でも漬物の歴史には重要で防衛省の公開している福神漬けのレシピは今でも参考になる。

肉じゃがの日本の発祥地問題も防衛省の記録不備となる。昔関西の漬物やで働いていたとき、岡山県日本原の自衛隊演習所で訓練するとき必要な食材の見積もりを依頼されていた。先輩がこの見積もり依頼はどこどこの部隊であると言っていた。どうして解るかというとそれぞれの部隊で微妙な味付けがあって、必要な食材が異なるという。

 

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