前から気になっているのだが毎年東京都から都内の中央卸売市場の経営情報が本となって配布される。あたりさわりの無い数字だらけの本でどうして冊子となるのだろうか。今日の日本経済新聞に築地の水産仲卸の550ほどの中で三分の一ほどが経常赤字という。前からの状況が変わっていないので驚かない。都内の昔ながらの魚屋が激減している時期に魚だけで黒字になることは無い。みな副業で支えている。赤字だから築地市場の中での営業改革が出来なく今日の状態を招いていてしまった。豊洲へ移転すれば熾烈な競争がまた始まり淘汰が進み、新しい展開が始まる。首都圏全体の飲食店需要がどう変化するのだろうか。豊洲から高速道路で一時間圏内では全て影響を受けると思う。
goo blog お知らせ
プロフィール
- 自己紹介
- 築地市場で45年、漬物の問い合わせに答えていた。退職後の回想と
日本の漬物に関する戦前の歴史を調べている。
最新記事
カテゴリー
- 宅老のグチ(2325)
- 築地市場にて(2692)
- 福神漬(1189)
- キムチ(71)
- タクワン(135)
- べったら市(225)
- 趣味としての漬物(108)
- 梅干(36)
- 陸軍特別操縦見習士官1期(113)
- 福神漬から見た近代日本史(2)
最新コメント
- あさかわ/中川船番所資料館 塩の輸送と価格
- 麦子/江戸東京博物館は市場の跡地に建っている。
- 辰巳哲也/万両巻きを買いに神楽坂へ
- いせや/開戦記念日12月8日日本、アメリカは12月7日
- 堤 重吉/77年忌 叔父の特攻死
- 佃在住/常山紀談 巻1
- Unknown/沢庵漬の文献記録の出現
- Unknown/特攻の遺族の想い
- Unknown/特攻の遺族の想い
- 辰巳哲也/玉椿または万両巻
カレンダー
バックナンバー
ブックマーク
- goo
- 最初はgoo