五月の連休に南九州市で開催される知覧特攻慰霊祭がコロナで開催中止という連絡が来た。犬のために全員はいつも鹿児島へ行けないが今年は節目の戦後75年ということで他の親族も参加することになっていたが慰霊会から中止の封書がとどいた。もうここまで来たら5月の連休までコロナを制御できないと判断したようだ。高齢者の多い慰霊祭では中止ということは予想していたが残念である。毎年多数の直接に生前の特攻隊員の生きざまを見ていた人が減っている。
いま親族の特攻隊員の記録を調べているが知れば知るほど悲しくなり、皆が負け戦と知りながら止められなかったかと思う。また親族には不都合なことも知ることになり、戦後の戦争に対する価値観の転換で犬死論で痛めつけられた。さらに遺族となり苦しい生活となった。