年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

築地市場移転延期時の損失補填

2020年03月19日 | 築地市場にて
築地市場が豊洲移転延期時、東京都の損失補填があった。移転延期に伴う損失を補填したのだが各業者への事情聴取で様々な予期せぬ事例があったようだ。
 豊洲では市場内を走行する乗り物はすべて電動化するので築地市場で使用していたLPGガス使用・ガソリン使用のフォークリフト・タ-レ-(LPGは無い)は新規の購入となる。そのためかなり前から手配が済んでいてナンバ-も付いていたものもあった。
 この危機の対応で東京都の職員が慣れない業者の聞き取りに活躍した。この豊洲移転でかなりの仲卸が静かに消えた。あれだけ騒いだ地下汚染状況も都のHP上(中央卸市場)では今でも汚染が残り改善していない。今まで地下汚染で豊洲市場で販売されている食品からは汚染物質が検出されないし消費者の健康被害は無い様だ。今から思うとあの騒動は何だったのだろうか。少なくとも全国に築地市場というものが大切な日本食文化の中心地と認知された気がする。様々な人が築地に関してコメントしていたが今思うと外れは無かったが正確ではなかった。水俣のように固定した産地の食しか食べれないところと築地も豊洲も異なる。
 いまコロナで騒いでいるがいずれ終息した時、このことが次の世界の混乱にどう役に立つか検証する必要がある。バブルはいずれ崩壊する。今年の初めに今のようなオリンピック開催が地震でもないのに開催が危ないことを誰が予想していたのだろうか。もうじき原油がバレル20ドルになりそうだ。
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