年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

金融機関は普通の人に儲けさせたことがあるのだろうか

2023年02月08日 | 宅老のグチ
長いデフレが終わりそうで、普通なら預金よりもう少しましなところへ資金を個人が動かしてよいのだが、どうも動きが鈍い。戦後の長い間は日本の金融機関は一般預金者への還元が少なかったし、今では金庫扱いとなって給付金を出しても預金が増えるだけで、乗数効果が出ない。江戸時代の宵越しの金を持たない風潮はどこへ行ってしまったのだろうか。戦時国債で価値が消えた記憶がまだ残っているように思える。
 金融機関の社員へのノルマによって消費者は預金をだまし取られる。時には金融機関の社員も騙される。金融機関の社員も家に帰れば家計を維持する人となる。多くの会社を守る、拡大することの行為が会社を大きくすることは出来たが社員の幸福度はそれほど増えなかった気がする。
人は得した記憶より,損した記憶が残る。高齢者は先が短いし、儲けてもあの世では使えない。そこで合法や非合法の詐欺師に騙される。次々と出て来る手口の変化は激しい。そこにまた情報弱者の知識が付いてゆけない。スマホを持っていなければSNSの詐欺メ―ル被害はない。
 空き家の商店街に街の情報喫茶店があってよい気がする。
コメント
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