年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

明治からの漬物組合の文献を千代田区の図書館で読む

2023年02月09日 | 宅老のグチ
千代田区の千代田図書館へ、関東漬物佃煮組合発展史を読むため久しぶりに行った。貴重書扱いなので貸し出しもなく、さらに身分証提示で、前回作成していた図書館カ-ドを出したら、期限切れだった。住所変更を行い、また2年有効となった。千代田区区役所の中にあるので、昼食時にはエレべ-タ-が混んでいて難儀した。
 図書館を出て、目の前の北の丸公園へ行き、近衛連隊の記念碑を見てから国立公文書館へ入る。ちょうど日本でのコレラ対策の歴史を知る。特に衛生という言葉が岩倉使節団の長与専斎が西洋でゲズンドハイツプフレーゲ、サニタリーなどと呼ばれた言葉を「衛生」と命名し、初代内務省衛生局長として、医学の知識に裏打ちれた政策を提言したという。今回のコロナで日本がロックダウンという政策を出さなかったのは長与の影響の様だ。
 公文書館を出て、目の前の皇居東御苑に梅林があるのに気が付き、中へ入る。梅林坂の所に梅が開花していて、もうすぐ満開となりそうだ。しかし老化した鼻は令和の香りを感知できなかった。 


コメント
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