『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

赤坂の幸せなライブ

2006年09月03日 | Weblog
昨日の晩は本当にいいライブに遭遇して幸せだった。
それで、今日はそんな余韻も手伝って音楽について考えちゃった。

音楽のライブは観客と一体になれないと駄目だなって・・・
たとえばボーカル。唄が上手い人って結構居る。
カラオケでプロ級って言われる人かな?
でも、それは一緒に居る仲間が少なくとも知り合いだからかな。
僕はカラオケが上手くても、プロの歌手とは全く違うと思っている。
カラオケで上手い人の唄を聴いても、
もう一度聴きたいって思わないもの・・・・・・。

ところがプロは違う。何処かで聞き手の中に入ってくる。
観客の心に入り込める歌を唄える人がプロなんだと思う。
昨日聴いたあゆむんど、何だか知らないけど気になるんです。
そしてギラジルカ。ぐいぐい僕の好奇心をくすぐる。
二人の唄が、観客の心を掴み盛り上がる。
唄う方も一緒にテンションが上がる。

二人の掛け合いも、遊びが満載。
ギラさんのボーカルの突っ込みに、あゆむんどがボケる。
お笑いのタレントが溢れているけど、この二人の歌の方がずっと笑えるし、その笑いも聞いている側から自然に出てくるもの。
お笑いのように、ここで笑ってください!
って言う媚びた感じが無いのが良い。
こういうライブって、意外に少ないんですよ。
だから、昨日は凄く幸運だった。

ギターの演奏も同じ。
上手い人ってテクニックがあるだけじゃないんです。
客の期待に応える部分と、いい意味で裏切る部分を見せ付ける。
昨日は「wonderful」だったかなぁ、
ギターバトルが始まるような曲じゃないはずなんだけど、
始まったんです。
俊ちゃんのギターは、派手な弾き方には見えないけど
テクニックが凄い。本人は謙遜していますが、万能選手!
何処から、あのフレーズが出てくるのか?
同じようなフレーズって、無いんですよ。とにかく多彩。
それに輪をかけて小畑師匠(写真)のギターが凄い。
俊ちゃんのフレーズに合わせたり、全然違う弾き方で圧倒する。
俊ちゃんも負けずに返す。また師匠がカウンター攻撃。

たった2本のギターであんなに音が溢れるなんて、本当に凄い。
僕が俊ちゃんのギターに惚れこんでいるのは、そういうところ。
いつもぐいぐいと、演奏に引きずり込まれてしまう。
技術的なテクニックが抜群なので、遊びがあってお客さんにもアピールできる。

日本のロック系ギタリストで、そういった遊びが出来る奏者が意外に少ない。
ソロを聞いていて、もういいや!次のパートに変わらないかなぁ・・・・
なんていうことがプロのステージでも、よくあるんですよ。
そういう意味で、昨日の二人はお客さんが飽きなかった。

ボーカルの二人も、そういうシーンをお客さんが楽しんでいるのを解かっていて一緒に煽る。
そういう意味でも観客に対する愛が溢れていた、赤坂の幸せなライブでした。

あれ?結局、二日続けてライブのレポートになっちゃた。
コメント
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