『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

オックスフォードより Vol.8 カルチャーショック?

2006年10月19日 | Weblog
イギリスのオックスフォードへ来て、色々思うことがある。
イギリスのイメージって、何処か暗くて寒いイメージだった。
ところが来てみると、今の時期でもTシャツの上にフリースの
上着一枚で夜も過ごせる。思ったより暖かい。

次に景色。何か、日本とは違うって思いながら毎日のように
10時のコーヒータイムにタバコを吸いがてら、外を歩く。
今日、気が付いたことは景色に一切山が見えないこと。
見渡す限り、平野。見えるのはちょっとした高台。
それも丘と言うほどの高さではない。ひたすら低い土地が広がる。

オックスフォードはロンドンに比べると、かなり内陸に位置する。
こちらの先生に話を聞いたら、せいぜい高くても海抜300m。
北の方に行くと山があるけど、それも1000m程度。
この国は、大きな平らな土地の上に出来上がっている。

夕方から、サッカーの試合を見るためにパブまで歩く。
日本ではネオンサインや電気で煌々と光る看板が当たり前。
ところがオクスフォードには看板と言えば店の上に掲げる物のみ。
夜には閉店しているので、光る看板なんて必要ないのだ。

サッカーパブは、もっとうるさく暴力的なイメージがあったけど
日本のサッカーパブみたいな、ストレスの発散場所ではない。
試合の始まる時間になると、おもむろに人が集まり酒を飲みながら
試合に興じる。応援するイングランドのチームが得点すると
店の中にどっと歓声が上がる。
若い人も、年寄も一緒に同じ場所で時間を共有する。

歴史の違いを感じると共に、日本と云う国は元々この国を手本に
近代化しようとしていたのでは?ということが思い出された。
戦争前まではそうだった気がする。
敗戦で日本はアメリカの文化こそ最高と思うように教育されてきた。
僕自身も、アメリカに憧れ生きてきた。

この国に来て、一種のカルチャーショックなんだろうな・・・・
なんだか、本物を見てしまったような・・・・・そんな気がして
毎日、オックスフォードでの生活を楽しんでいる。
コメント
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