『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

酔っ払いのエロオヤジ

2007年04月15日 | Weblog
今日も稽古。
概ね、振り付けは終わって後は、演技の細かいところや
台詞の絡みを修正していくところに入りました。
ところが、ある場面で必ずストップする。

その場面で中心になる方が、台詞を言うタイミングばかり気にして
動きが伴わない。それで演出家がいちいち稽古を止める。
これがいつも同じシーン、同じ役者さんが問題になる。
台詞を覚えるだけじゃなく、与えられた役になりきること
そして、その役になって状況を見て自分なりに演技を考える。
それが演出家の意図に合えば、多少の違いがあっても流される。

ところが、問題のシーンは役者さんがそういう事を考えて居ない。
それだから、演出家に何度も同じことを言われる。
周りの皆も、「いい加減に覚えろよ!」みたいな空気になってくる。
見ようによっては、虐めに近い状態になる。
でも、仕方ないよね。それなりにみんな役作りを考えて来るんだもの。

稽古が止まる時間が長くなると、僕は台詞が何処かに行ってしまう。
そのうち周りも集中力が無くなってきて、稽古がガヤガヤしてくる。

逆に、僕が代役で出た他のシーンでは緊迫していた。
ギリギリと女同士のヒステリックなやり取りが続くシーン。
横に立っているだけで、その役者さんの怒気が感じられる。
それだけ役に入っているし、集中しているのでしょう。
怖いくらいに空気が感じられて、そういう時はそのシーンも
凄くメリハリが出て、物語がどんどん進む。
見習わなくてはいけないなぁ・・・・って、つくづく思いました。

今日は僕の相手役が休みだったので、ちょっと寂しかったかな?
あれ?・・・・・この感情、いけないかな?
でも正直な話、それくらいの気持ちがないと駄目な気もした。
今日はとても、勉強になりました。

帰りがけに30分勝負と言って、呑みに言ったけど結局、
日本酒を二合飲んで帰ってきました。
案の定、嫁さんや子供にばれて「酔っ払いのエロオヤジ」って
言われてしまったのです。
あぁ、そうですよ・・・・・・
コメント
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