『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

爽やかな若者たち

2007年04月03日 | Weblog
甲子園選抜大会決勝。
会社をサボったのでしっかり見てしまいました。

初回からなかなかの攻防で面白かった。
僕がここで試合内容を解説しても仕方ないので割愛しますが
試合終了のときの選手の笑顔が爽やかだった。

特に負けた大垣日大の森田投手。
ひと昔・・・・いや、他の高校生ならば負けた方は悔しくて
泣くのが普通の行動。
ところが大垣日大の選手は皆、笑顔で試合結果を受け止めている。
森田投手をはじめとした選手の笑顔が凄く印象的でした。

というのも、僕は小学校から中学までバリバリの野球少年。
高校も野球進学で早稲田実業へ行こうかと思っていたくらいでした。
ところが、中学2年生の時から何となくだが、
少しずつ野球がつまらなくなった。

僕のいた保谷市(現西東京市)は、その当時
サッカーのレベルが東京で一番高かった。
市内の大会で優勝したチームが都大会でも優勝していたほど。
その影響で休日はサッカーで遊ぶ事が多くなって、
野球はそのうちどうでも良くなっちった。

サッカーは監督の言うとおりに試合が出来ない。
試合が始まれば、個人の判断力やアイデアが勝負を分ける。
対して、野球は作戦通り。監督の要求に応える事が試合であり
試合の結果は、采配で決まってしまうことが多い。
そういう意味では、野球は日本人の国民性にあったスポーツなんでしょう。
逆にサッカーが世界になかなか追いつけない理由は、個人が
チームの中でなかなか表現できないから・・・・かな?

そうは言っても、僕はやっぱり野球が好きで25歳まで、
サッカーと野球の2足の草鞋を履いて、試合に出ていたくらい。
でも結局、社会人チームでやっていると野球は楽しめなかった。
楽しんで出た大会で最優秀選手に選ばれても・・・・です。
というより、楽しんでやっていると周りから
「遊びでやってるんじゃない!」みたいに言われて辛かった。
僕にすれば、プロ野球やプロサッカー以外は全て「遊び」
って云う感覚だったから、ギャップが大きかったのかな?

でも、遊びでやっているからこそ伸び伸びと出来て肩や体の力が抜ける。
その分、実力が出せるのですよ。
遊び感覚だから、一生懸命に自分の限界に挑戦できる。
本当に好きな遊びなら、誰でも精力注ぎますからね。
逆に、夢中になれない人はそれが本当に好きじゃ無いってことだと思ってます。

これは仕事でも、同じ。遊び感覚でやった方が楽しい。
でも、そういう感覚は悲しいかな日本では、余り受け入れられない。
僕が会社で一匹狼なのも、自分が納得するまで仕事を
遊び感覚でやるからなのでしょう。
周りとバランスが取れない。

大垣日大の選手は、負けても楽しんでいた。
楽しんだって事は、一生懸命やったってことでしょう。
それならば泣く事も無く笑って、「あいつら強かったな!」
って、自分たちより勝った敵の方が上だったと素直に認められる。
こういった指導をしてこられた監督には敬意を表します。
まさに教育って感じですよ。

この感覚を持っている若者が、最近どんどん出てきています。
サッカーや野球、色々なスポーツの場で見かけます。
そして、そういう子は上手いし向上心も旺盛。
去年の甲子園で爽やかに笑った楽天の田中投手。
彼も、この先大きな選手になってくれると期待しています。

僕も仕事はずっと楽しんできました。ただ、最近は仕事を
楽しめなくなってきた。そろそろ潮時かなって思います。
逆にサッカー、音楽や演劇は大変だけど楽しんでます。
楽しむために一生懸命やっている。
努力した結果は必ず現れるから・・・・

高校生の爽やかな笑顔を見て、また野球をやってみたくなりました。
コメント
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