『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

いい仲間、良き理解者

2009年01月09日 | Weblog
今日は、かつて役員をやっていた会社の労働組合主宰の新年会「旗開き」。
かつては、プロともアマチュアともつかない人が、
この催し物の音響を担当していた。
1000人近く入る広い会場で、大変だろうけれど有名な音響設備を持ってきても
肝心の音響設計が出来ていないから、ある場所では全く音が聞こえなかった。
そこで、僕が役員時代に自分の音響設備を持ち込んで音響を担当した。
20代前半に、一応プロとして喰っていた自負も有って、手持ちの設備で
十分だと踏んで、音響関係者に払っていたお金を、抽選会の景品代に
回すという事で、組合の承諾を得てやったもの。

今、考えてみれば良く頑張ったなぁと思うくらい、しょぼい音響設備で
スピーカーの配置や音量の振り分けを考えて、どの場所に居ても
音が聞こえるように、設定した。元プロの意地もあったしね。
結果は上手く行った。今だから言えるのは、実は全く自信がが無かった。
でも、今までの事を批判して「素人」と言った以上は、しょぼい設備で
それ以上の結果を出さなければ格好がつかない。
下見をして、スピーカーのチェックをして当日に臨んだものだ。

今日は職場の人たちと飲みながら、色んな人が声をかけてくれた。
元役員だった面々は、一時期の僕の様子がおかしいと感じていた。
今の部署に異動して、僕が昔の「阿呆」に戻ったのを、皆が喜んでくれた。
その人たちが皆、声をかけてくれて本当に嬉しかった。

そして僕を今の職場へ送り込んでくれた本社の専務が
「お前の顔が活き活きして良かった。仕事は笑いながら出来なくちゃなぁ」
と言ってくれて、この人にも恩返ししなくちゃと思った。

宴会の終盤は抽選会。殆どの人は、この抽選会が目当て。
だから抽選会が終わると同時に帰ってしまう。
僕はこの集まりの意味を、抽選会だなんて思っていないから、
かつて世話になった組合に、恩返しのつもりで後片付けを手伝っている。

そして、片づけが終わった後に組合事務所で呑む酒が楽しみ。
数年前まで、一緒にやっていた仲間とワイワイガヤガヤ。
僕が組合でも荒くれだった事を、副委員長が若手に話をする。
懐かしい、熱き議論を交わした頃の話に、若い人が聞き入る。

多くの人に支えられて、「人脈」という大きな財産をくれた組合。
こんな時にしか役に立てないけど、今でも何かの時には馳せ参じる事が
出来るようにと、思っている。
今でも、こんな僕の良き仲間、良き理解者が沢山居る組合。
何も無い時には目立たないように活動するから、「こんな組織は不要」なんて言われる。
実際、僕はその先頭に立っていた「アンチ組合派」だったから笑える。
こんなご時世で、社員が組合の有り難味を解かってくれたらと思う。

でも、旗開きで調子に乗って日本酒を枡で3杯も飲んじゃったから
その後も、組合事務所で卑しく飲んで帰ってきたら、
結構酔っ払っていて、危うく風呂で溺れる処だった。

明日から3連休。
呑みすぎで起きられるかなぁ・・・・
コメント
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