『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

稽古始め

2009年01月10日 | Weblog
今日は年明け最初の稽古。
まだ、台本を見ながら台詞だけで、イメージ作りなんだけど、
座長が区切りの良い処で止めては台詞の言い回しなどに注文をつけて、
少しずつ繰り返しては直してゆく。

僕は相変わらず、役作りを考えすぎると座長に言われる。
かと言って素でやるのでは、芝居の面白さも半減しちゃうし
何度も観に来てくれているお客さんにも、いつも同じ演技で
全く進歩がないと言われそうだしねぇ・・・・。

劇団の稽古で一番気になって仕方が無いのが言葉の訛り。
仕方がないと、座長も諦めているのか?
演技や台詞のニュアンスなどには注文をつける割には、
訛った言葉については、殆ど直させようとしない。
それがまた素人劇団らしさなのかも知れないから、僕には良く解からない。

どんな良いシーンでも、台詞が訛った途端にガクって来ることがある。
マイフェアレディーじゃないけれど、上品な役をやろうとしたら
訛った言葉を使うと、それだけで安っぽくなってしまう感じたり、
芝居をやるなら、言葉の訛りを直すのは当たり前の基本事項だろうと
思っているのは、僕だけなんだろうか?

お金を頂いて、見に来て頂く以上はプロもアマチュアも一緒だと思うけどね。
とにかく台詞が訛るたびに、いちいち気になって仕方がないのです。
たまに「ちっ!」って思わず口にしてしまいそうになることがあります。

逆に、台詞に関してはダントツの実力と尊敬しているのがMSさん。
普段は中国などの外国人相手に日本語の講師をしているらしい。
旦那様がプロの声優で、本人もたまにやるらしいけれど、
活舌の良さ、台詞の抑揚、声の通りなどは、とにかくレベルが違う。
劇団内では誰も敵わない気がします。
そんなMSさんでも、勿体無いなぁ・・・って思う部分は多々有る。
配役のせいもあるのだろうけれど、芝居ではいつも同じようなキャラになってしまっていること。
まぁ、それだから安心して見ていられるというお客さんも居るだろうから
良し悪しは解からないんだけどね。
僕個人の感想としては、「もう少し色気が欲しい」という所かな?

他人のことを言う前に、自分がどれだけ出来ているの?って思う。
でも、考えすぎ・・・・っていわれると、また悩んじゃいそうです。
普段喋っている時のアホさが、演技に欲しいって言われるんだけどね。

とにかく始まった今年の稽古。
来週からいよいよ立って、動きながら台詞のやり取りを稽古するみたい。
今度の芝居は、稽古を休みづらいのが難点だな。
まぁ、いい役を貰って贅沢言ってはいけませんがね・・・・
コメント
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