今日はまた、芝居の稽古。
立ち稽古も、少しづつ進んで来ました。
この一週間は、いつもに増して台本をよく読んだかな?
とにかく、台詞をきちんと入れて台本を手から離さないと
芝居の形が出来ても色付け出来ない感じです。
今回の芝居で、僕の役は台詞がそんなに多く無いのだけれど
芝居の中では、話の展開上でキーマン的な役どころという事もあって、
要所要所に長台詞があるんだけれど、棒立ちで台詞を言う訳では無いので
台詞を言う時の動きも考えてやらないと、芝居が全く生きた物にならない。
ただでさえ、台本通りに台詞を言わないで勝手に創作してしまう人も居れば、
自分の台詞だけをメモしている人も居るし、演出から指示が出ないと、
自分の動きも出来なくて、自分の芝居作りができない人もいる。
最近は、そう言う事も笑って見られるようになりましたね。
そういう意味では、僕自身が芝居を楽しめるようになったのでしょう。
この劇団は、年齢の幅が広いから皆それなりに出来ることと出来ないことがある。
そういうものを全て抱えて、一つの芝居を作るのだけれど
誰かのカバーをして芝居を進めるところや、台詞の多少の間違いを
いちいち気にしないで、何とか芝居を続けるところなどは
どこか、サッカーと通じるところがあるなぁって感じたりする。
個人の技量も大事だけれど、集団で息を合わせてやるのが楽しい。
サッカーも音楽も、芝居と同じで、僕はそういった誰かと関わって
やる遊びが好きなんだなぁ・・・って思う。
色々とストレスが無い訳じゃないけれど、稽古の後に一杯やったり
そういう場所で役作りや芝居作りについて、大先輩と語り合うのも
芝居の楽しいところですね。
やっぱり、稽古は楽しいです。