西城秀樹さん、死去。63歳。
『新御三家』と呼ばれた、西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎。
同学年の3人は、何処か共感が持てますね。
歌唱力の西城、華やかさの郷、地味だが実力者の野口。
西城秀樹は50代で脳梗塞を発症し、50代後半でも再発。
呂律が回らなくなり、右半身にも障害が残っているにも拘らず
そう云った同じ境遇に陥った人たちに勇気を与えたい・・・・
といって、辛いリハビリに耐えての生活を過ごしてきたと聞く。
僕らの世代は、残りの人生をどう送るのか?
考え始めている時期だと思う。
僕は芝居で、観客に元気を与えたいと思っているし、
サッカーでは『俺の歳までやれ』とメンバーに言って、
生涯スポーツとして体が動く限り続けようと思っている。
去年から大船渡へ出かけて、被災地のお年寄りの皆さんに
笑顔になって欲しいと、暇をみて足を向けている。
どれも自己満足なんですけれどね。
でも、誰にも迷惑をかけていない自己満足は良いんじゃないか?…そう思いますね。
考えてみれば、中学校や高校時代の同級生も数人がこの世を去っている。
中には『えぇ?あいつが?』と思うような友人も数人いる。
『新御三家』の郷ひろみは、いまだに若々しく活動しているし、
野口五郎はミュージシャンとして、地道な活動をしている様子。
還暦を過ぎ、定年退職した頃から『残りの人生』と言う事を考えるようになった。
元気で居るから大丈夫…と言ってくれる人が沢山居るが、
若い人も含め、明日生きて居る・・・・・なんて保証は何一つない。
ましてや僕らの世代は、どう頑張っても残り30年足らずでしょう。
思い残すことが無いように、やりたい事はやる。
西城秀樹さんは、そう云う意味でまだやりたい事が沢山あったように思う。
ご冥福をお祈りします。