『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

18回目の結婚記念日

2007年07月01日 | Weblog
と言っても、特にお祝いをする訳でもなく過ぎた一日。
何だか寂しい気もするけど、こんなものなのかな?

夕方から、久しぶりに外食した程度。
それも夕食を作るのが面倒だからという理由。
まぁ、いいでしょう。こんなものです。

今日は昨日サボった、ギターの手入れをしようと思っていたら
娘が明日から試験なので、部屋を貸してやって中止。
一日、リビングでテレビをボケーっと観ていた。

でも、意外といい番組をしっかり見てしまった。
番組はフジテレビのザ・ノンフィクション
「連敗高校奇跡の大逆転涙の初打席」
「負けんじゃねえ~神田高校におこった奇跡~」

神奈川県にある不良学校と名高い神田高校の野球部が
10年ぶりに高校野球予選で1勝をあげるまでの話。
3年間一回も試合に出ることなく、ひたすら練習だけやってきた生徒が、野球を続ける理由を「好きだから」と言って、
もしかしてくるかも知れないチャンスのためにひたすら練習する。

監督は、今季限りで勇退することを決めて全てが終わったら
その事を選手に告げるつもりが、負けてもへらへら笑って
悔しさのかけらもない部員のふがいなさに、自分の思いを
涙ながらに伝える。

部員はその夜から、自主練習を開始。
そして試合を迎えたが、その試合も9回裏2アウトで
2点のビハインド。
ここで監督は今まで一回も打席に立ったことのない彼を
最後に代打で送り出す。
やっとめぐってきたチャンスに、この選手が応える。
そしてそれをきっかけに2アウトから3点をもぎ取る。

監督が最後に信じ、賭けたたのは3年生。信じるしかなかった。
まるでドラマのような内容でした。
思わず、胸がきゅんとなってしまった。

監督がいった言葉
「駄目だと思った瞬間に負けるんだ、自分に負けるんじゃない」
胸にグサリと来ましたなぁ・・・・

実際、僕自身そう思っているからでしょう。
会社のサッカー部で25年やっていますが、今のチームは僕にとって4世代目。
最初のチームは東京都リーグでも2部の上位に居て、
1部昇格を目指してやっていました。

部員は高校選手権に出場経験があったり、サッカー部の主将だったり
中には、今のJリーグに相当する日本リーグへ参加している
会社にサッカーで入社する予定だった人間も居たりで
相当レベルが高く、僕は着いて行くのが精一杯でした。

そのチームは試合に負けると、みんな機嫌が悪く一緒に
飯を食う空気なんて起きなかった。
時には判定をめぐって相手チームと乱闘になった事もありました。
それくらい熱かった。勝つために一生懸命練習していた。

世代が変わり、今は大敗しても平気な連中ばかり。
試合が終わって、ヘラヘラ笑って帰ってゆく。
僕は今日の番組を見て、そんな熱かった自分の若い頃を思い出した。

僕は音楽でも、演劇でも出来ない事があると悔しくて練習する。
それでも出来ないことの方が多いけど、他人が見た結果が
同じでも自分にとっての価値観は全く違う。

今日はそんな番組を観て、教えられました。
高校生にまだ負けている部分があるなって・・・・・

普段は全く観ないけど、たまにテレビもいいですね。
ただ、家族はつまらなそうにして誰も観ませんでした。
学校で、見せろよな!って言いたくなる良い番組でした。
コメント
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