最近、朝が涼しくなり秋が近づいている感じである。秋になると定置網で南方系の魚が獲れるようになる。先週あたりから定置網でタカサゴが獲れるようになった。数はまだ少ないが今日も定置網でタカサゴが獲れた。沖縄では重要種で食用となっているが、ここではまだ新顔の魚で食べない為水揚げされなく捨てられてしまう。今日は捨てられているタカサゴの中に体高が高く、尾鰭両葉の中央部に暗色帯がある種が混ざっていた。ササムロだと思い魚ボラの標本用に確保する。ササムロは今までにも何度か獲ってはいるが、自分が魚ボラの標本用として確保した事がなかった。また自分用の納得のいく写真も撮っていなかったので撮影し、撮影後は標本用に冷凍保存した。ところがその後、ネットでササムロを調べていると今回の個体によく似たクマザサハナムロの写真を見つけてしまう。今回は自分の思い込みでササムロと判断していた。急いで冷凍中の標本を再び取り出し、検索図鑑で同定する。すると前上顎骨の後方突起が1個であった為、やはりササムロであった。ホッとはしたものの、クマザサハナムロはまだ未採集なので間違いであった方が良かったのだが・・・。改めて魚ボラの標本用に冷凍保存する。
最近、朝が涼しくなり秋が近づいている感じである。秋になると定置網で南方系の魚が獲れるようになる。先週あたりから定置網でタカサゴが獲れるようになった。数はまだ少ないが今日も定置網でタカサゴが獲れた。沖縄では重要種で食用となっているが、ここではまだ新顔の魚で食べない為水揚げされなく捨てられてしまう。今日は捨てられているタカサゴの中に体高が高く、尾鰭両葉の中央部に暗色帯がある種が混ざっていた。ササムロだと思い魚ボラの標本用に確保する。ササムロは今までにも何度か獲ってはいるが、自分が魚ボラの標本用として確保した事がなかった。また自分用の納得のいく写真も撮っていなかったので撮影し、撮影後は標本用に冷凍保存した。ところがその後、ネットでササムロを調べていると今回の個体によく似たクマザサハナムロの写真を見つけてしまう。今回は自分の思い込みでササムロと判断していた。急いで冷凍中の標本を再び取り出し、検索図鑑で同定する。すると前上顎骨の後方突起が1個であった為、やはりササムロであった。ホッとはしたものの、クマザサハナムロはまだ未採集なので間違いであった方が良かったのだが・・・。改めて魚ボラの標本用に冷凍保存する。