
最近はミエハタンポが獲れているが、そこに少しではあるが混じっているのがツマグロハタンポである。ツマグロハタンポは毎年獲れていて珍しい魚ではないが、たまに数個体獲れる程度であった。ところが最近というよりミエハタンポが獲れるようになってからは毎日一緒に獲れている。だがミエハタンポに比べると圧倒的に数は少ない。今獲れていないミナミハタンポに混ざる時は毎回ではないのでどちらかと言うとミエハタンポとの相性がいいのだろうか?たしかにどちらに似ているかといえばミエハタンポの方である。ミエハタンポがいつまで獲れるか分からないので、今のうちに数が少ないツマグロハタンポも魚ボラの標本用として確保しておきたいところである。それにしてもあれだけいたミナミハタンポはどこへ行ってしまったのだろうか?よっぽどミエハタンポとの相性が悪いのだろうか?だが、どちらかというとツマグロハタンポとミエハタンポよりもミナミハタンポとミエハタンポの方がよく似ているような。やっぱり見た目ではないのだろう。真面目に話せば海流の違いなのか水温の違いなのか、それともほかの要因なのか知りたいところである。見た目には一番愛嬌のある顔つきのミナミハタンポの姿が見れないとちょっと寂しい。