昨日、水揚げを終え市場内を覗いていると、活魚水槽に傷付いたマアジが泳いでいた。なんでこんな魚をわざわざ活かしているのだろうかと思い、よく見ると驚いた。傷付いているのではなく、そのような体色をしているだけで元気に泳いでいた。吻が黄色く、吻端から背鰭基部一帯も黄色。さらに背鰭、尾鰭、胸鰭も黄色。今、マアジがたくさん獲れているのだが明らかに体色が違う。これは今までに見てきたイサキ(ブログ、06’11.20)やヒラメ(ブログ、08’1.11)などと同じ、色彩異常個体ではないだろうか。これは魚ボラの標本用に確保しなければと思い漁協の職員に相談するが、その魚の持ち主が分からないとの事。どのような目的で活かしているのかが分からないので譲れないとの事であった。そして今日、その持ち主が判明した。うちの隣の定置網で獲れたそうで、珍しい色をしているので水族館用に活かしていたそうだ。だが、今日そのマアジを見るとかなり弱っていて今にも死にそうであった。こんな状態では水族館用には無理という事で標本用として貰う事ができた。元気に泳いでいれば水族館行きだったので貰う事ができてラッキーであった。またボロボロになって死んでしまっていても駄目だったので、傷付くことなく丁度良い具合に弱っていてくれて本当にラッキーであった。今日は魚ボラの日ではないが、鹿児島に用事があったのでついでに大学に寄り、この個体を持ち込み標本登録してもらう。同定結果もやはりマアジの色彩異常個体となった。
昨日、水揚げを終え市場内を覗いていると、活魚水槽に傷付いたマアジが泳いでいた。なんでこんな魚をわざわざ活かしているのだろうかと思い、よく見ると驚いた。傷付いているのではなく、そのような体色をしているだけで元気に泳いでいた。吻が黄色く、吻端から背鰭基部一帯も黄色。さらに背鰭、尾鰭、胸鰭も黄色。今、マアジがたくさん獲れているのだが明らかに体色が違う。これは今までに見てきたイサキ(ブログ、06’11.20)やヒラメ(ブログ、08’1.11)などと同じ、色彩異常個体ではないだろうか。これは魚ボラの標本用に確保しなければと思い漁協の職員に相談するが、その魚の持ち主が分からないとの事。どのような目的で活かしているのかが分からないので譲れないとの事であった。そして今日、その持ち主が判明した。うちの隣の定置網で獲れたそうで、珍しい色をしているので水族館用に活かしていたそうだ。だが、今日そのマアジを見るとかなり弱っていて今にも死にそうであった。こんな状態では水族館用には無理という事で標本用として貰う事ができた。元気に泳いでいれば水族館行きだったので貰う事ができてラッキーであった。またボロボロになって死んでしまっていても駄目だったので、傷付くことなく丁度良い具合に弱っていてくれて本当にラッキーであった。今日は魚ボラの日ではないが、鹿児島に用事があったのでついでに大学に寄り、この個体を持ち込み標本登録してもらう。同定結果もやはりマアジの色彩異常個体となった。