今日は定置網で選別作業中にアイゴ属の幼魚を見つける。いつも見るアイゴの幼魚とすれば何だか体形が細長い感じがし、別種の可能性があると思い確保する。普段アイゴの幼魚が獲れる時はたくさんいるのだが、今回は1個体のみ。しかも幼魚がたくさん獲れる時期はもう過ぎている。持ち帰り検索図鑑で調べようとすると、日本産のアイゴ科魚類はブダイ科魚類と同じように計数形質が全て同じだそうだ。こうなるとさらに幼魚という事でいつもなら迷宮入りとなる。だが、うちには宝の持ち腐れ状態だった日本産稚魚図鑑があり、しかも最近は大活躍している。ここぞとばかり稚魚図鑑を開くが結局わからずいつものように迷宮入りとなる。あとは魚ボラでどう判断するだろうか。
*後日、魚ボラでハナアイゴの幼魚と同定されました。
*後日、魚ボラでハナアイゴの幼魚と同定されました。