大寒波が到来してようやく12月らしい寒さとなる。今朝の海上は時化となり定置網漁は操業できず。急に寒くなり体がまだその寒さに対応していないので、今日は早めに切り上げる予定。港に着き海を覗くと直ぐにチョウチョウウオ類の幼魚が浮いているのを発見し採集。見るとフウライチョウチョウウオの幼魚である。直ぐにバケツに入れるが泳がない。泳がないどころか動かない。指で突いてみると既に死んでいるみたいである。海水温が低下し死んだのだろうか。元々フウライチョウチョウウオは死滅回遊魚である。この急激な海水温の低下が原因と思われる。冷やされているからか死んでいる魚とは思えない程状態が良い。そのほかサイウオの仲間を1個体採集するが、自分も死滅しないように早めに撤収する。
フウライチョウチョウウオ幼魚