今日はクリスマスイブ。朝の定置網ではまだ時間的に早いのかクリスマスプレゼントとなる魚は現われず。そして明日の海上は時化予報。「今夜行け」と言わんばかりに明日の仕事が休みとなる。と言う事で土曜日ではないがクリスマスプレゼントを求め、港へ夜間採集に行く。港に着くと既に風が吹いている。だが、海は透明度が良く、プランクトンが沢山集まっており、良い感じ。稚魚に的を絞り、いつものタモ網ではなくキンギョタモを構え、外灯の下に陣取り流れてくる稚魚を待つ。すると大きな胸鰭を動かす小さな稚魚を発見。掬い採るが小さ過ぎて何だかわからない。その後も何種か採集。そのほかツノダシも採集。みんな生かして持ち帰り、水槽に泳がし撮影。写真をパソコンで拡大して確認する。すると大きな胸鰭の稚魚はカサゴ系の体型。胸鰭の先端が黒いが鰭自体が透明な為、これが表側なのか裏側なのかわからない。この特徴や体型からこの辺りによくいるサツマカサゴの稚魚かなと思うがよくわからない。もう1種はカサゴによく似ており毎年現れるカサゴの稚魚かな。両種とももう少し特徴が出るまで飼育してみる事にする。更にもう1種も以前に採集したことのあるイソギンポの稚魚と思われる。クリスマスプレゼントとしてはちょっと物足りない気がするが、そんなに世の中甘くはない。
*後日FBでこの「カサゴ稚魚?」もフサカサゴ科の稚魚であると教えて頂きました。ありがとうございました。
サツマカサゴ?稚魚
カサゴ稚魚?
*後日FBでこの「カサゴ稚魚?」もフサカサゴ科の稚魚であると教えて頂きました。ありがとうございました。
死んでしまったので標本撮影
イソギンポ稚魚?
ツノダシ