今日はゴールデンウィークの連休明けで4日振りの水揚げとなる。期待して定置網を起こすとまたカタクチイワシが多い。そんな中、インドオキアジを見つける。インドオキアジは既に魚ボラの標本として数個体登録済みである。ところが自分用の撮ってある写真がどこか不明確な為、今度捕れたら確保しようと思っていたところであった。うちに持ち帰り写真撮影を行なう。インドオキアジはオキアジに似ており、同定するには胸部と胸鰭基底の無鱗域を確認しなければならない。だが、沖や市場でパッと見て区別が付く。だが、どこが違うかといえばよく分からない。ただ雰囲気が違うとしか言いようがない。明確な違いを探す為にも写真に収めて見比べてみようと考えていた。いざ写真を見比べてもやはり良く分からない。やっぱり雰囲気が違う。強いて言えば腹鰭がオキアジでは黒っぽく長い。インドオキアジでは純白で小さく丸みを帯びている。また、尾鰭がインドオキアジでは両葉が長くて尖る感じ。それに対してオキアジは何と表現したらよいか分からないのだが三角形?。でもわざわざ鰭を広げなくても区別が付くのは顔つきが違うのか全体の雰囲気なのか、やっぱり見た目が一番違うのである。
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