お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

早くもトビウオ幼魚

2021年03月23日 | 定置網
 今日は定置網漁の操業中、網を絞って行くと水面にトビウオ類の幼魚が群れで泳いでいる。見た目では2種確認でき、両種とも確保する。トビウオの幼魚は例年だと7月頃に各種定置網に入網するのだが、今回はあまりにも早い。まだ流れ藻すら流れて来てなく、トビウオ類の幼魚と一緒に入網するモジャコやシイラの幼魚の姿もまだ見ていない。これも記録を残すという事で2種共持ち帰り撮影する。トビウオ類幼魚の撮影はサイズが小さいので展鰭作業から大変である。最初は背鰭・臀鰭を広げ、魚体を横から撮影。その後、胸鰭・腹鰭を広げ、魚体の真上から再び撮影している。今回は2種だったのでまだいいが、これが時期になると一度に何種も確保し、撮影する。酷い時は撮影に半日近くも掛かる事もあり、一度に何種も確保出来るのは嬉しいが、後が大変である。これからまたトビウオ幼魚の時期が来るが、嬉しい反面大変な時期の到来でもある。





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