今日は定置網漁の操業中、網の中でヤッコエイが泳いでいるのを発見。ヤッコエイは魚ボラの学生が研究対象としているので、先日、魚ボラの先生に確保依頼されたばかりである。また、薩摩半島沿岸の魚類図鑑の作製にあたり、ヤッコエイの標本をまだ確保していないことが発覚し、それから必死に探したら偶然うちの定置網に入網し、何とか図鑑に標本写真を載せることが出来た(ブログ2020 7.20)。今回も網を絞り、傷付く前に掬い取り、標本用に確保する。ヤッコエイはアカエイ科であるが大きくならない小型種な為、家の冷凍庫でも十分に冷凍保存できる。でも、今日は丁度、所用で鹿児島に行く予定なので序に大学にも寄ろうと考える。大学へ行く序と言う事で他に標本にする魚がいないか探すものの、結局この日はヤッコエイのみとなる。仕事が終わってから鹿児島へ行き、所用を済ませるとタイミングよく丁度夕方。大学へ行きヤッコエイを研究している学生に渡し、標本登録してもらう。その学生もナマのヤッコエイを見るのは初めてだと言う事で、冷凍せずに持ち込めて本当に良かったと思う。
ヤッコエイ
腹面を平らに撮る為、下に詰め物をする
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