今日は市場を散策していると見たことのない魚が水揚げされていた。見た感じはフサカサゴ科魚類だろうと思っていた。漁協の職員に問い合わせ、採集した漁師さんを聞くとよく標本提供して下さる方で良く知る人であった。それならこの魚のロカリティもわかるだろうと思い、標本用に確保する。その後、その漁師さんを見つけ、話を伺うと水深340mで釣ったとの事。深場の釣りとなると口から内臓が出たり、目が飛び出したりするものだが、幸いこの魚は大丈夫であった。たまには釣れる魚だと聞き、珍しい魚ではないと思い図鑑で調べれば直ぐに種がわかると思っていた。ところが持ち帰り調べるとフサカサゴ科の中に該当する種がいない。これはひょっとしてと思うが一応、他の科を調べる。するとイズハナダイが浮上する。そこでイズハナダイの画像をネットで調べると「イズハナダイの仲間」とか「イズハナダイ属の一種」だとか、これがイズハナダイという画像が見つからない。そこで魚ボラのM先生に電話すると、イズハナダイは再検討されているとの事。この個体の写真を先生にメールで送ると、この個体はイズハナダイとされている種で未記載種の可能性が高いと回答が帰ってくる。魚ボラにある屋久島産の標本写真も送られてきたがまったく同じ種であった。とりあえずは標本登録しておき、種が確定するのを待つ。
今日は市場を散策していると見たことのない魚が水揚げされていた。見た感じはフサカサゴ科魚類だろうと思っていた。漁協の職員に問い合わせ、採集した漁師さんを聞くとよく標本提供して下さる方で良く知る人であった。それならこの魚のロカリティもわかるだろうと思い、標本用に確保する。その後、その漁師さんを見つけ、話を伺うと水深340mで釣ったとの事。深場の釣りとなると口から内臓が出たり、目が飛び出したりするものだが、幸いこの魚は大丈夫であった。たまには釣れる魚だと聞き、珍しい魚ではないと思い図鑑で調べれば直ぐに種がわかると思っていた。ところが持ち帰り調べるとフサカサゴ科の中に該当する種がいない。これはひょっとしてと思うが一応、他の科を調べる。するとイズハナダイが浮上する。そこでイズハナダイの画像をネットで調べると「イズハナダイの仲間」とか「イズハナダイ属の一種」だとか、これがイズハナダイという画像が見つからない。そこで魚ボラのM先生に電話すると、イズハナダイは再検討されているとの事。この個体の写真を先生にメールで送ると、この個体はイズハナダイとされている種で未記載種の可能性が高いと回答が帰ってくる。魚ボラにある屋久島産の標本写真も送られてきたがまったく同じ種であった。とりあえずは標本登録しておき、種が確定するのを待つ。
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