2005年に初めて見つけ、新種としては6年が経過するサクヤヒメジ。美しい和名を付けてもらったものの、その後に発行された検索図鑑第三版にも載らず、未だに知名度は低く、一般の人は全くその名も知らない状態である。そんなサクヤヒメジではあるが、今日漁協直営店の物産館へ行くと、パックに詰められて店頭に並んでいるのを見つける。頭部は切り落とされてはいるが、尾鰭からサクヤヒメジと直ぐにわかる。でも、品名はサクヤヒメジではなく「ごぜん」と書かれ、煮付・唐揚げ用として売られている。値段からしてまだ雑魚扱いではある。だが、サクヤヒメジが売られているのは初めてではないだろうか。種名や頭が無いものの、一般の人が目に触れるのは恐らくこれが初めてである。これで味さえ良ければ値段と共に知名度も上がり雑魚扱いでは無くなるのだろうけど。今回は売られていた事にも驚いたけど、それよりもこの数である。このパック詰めされている魚は全てサクヤヒメジである。うちの市場ではこれだけの量が一度に揚がった事は無い。ここの漁協の方がうちの海域よりもサクヤヒメジの生息数が多いのだろうか。
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