今日も土曜日という事で夜間採集の日である。今朝は海上は時化で定置網漁も操業していない。夜になっても風はまだ強く、海は時化模様。それでも一応、港へ夜間採集に行く。現場に着くと風が吹いているものの、海中は意外とよく見える。見渡すと稚魚が群れており、タモ網で掬うとカサゴの稚魚である。前回もカサゴの稚魚が多かったが、今回は更に多い感じがする。そんな中、ヒラヒラと透明な稚魚を発見し採集。ダルマガレイ科の稚魚と思われる。その後も同じ場所で待ち続けるとまたダルマガレイ科の稚魚が流れて来て採集。その後もその繰り返しで、待っていればいくらでも採集できそうな感じである。だが、今夜もとても寒く、待つのも大変だし、採集したダルマガレイ科の稚魚も死んでしまえば白くなってしまうので早々に撤収。家に帰り直ぐに撮影に入る。撮った写真を見るといつも採れるイイジマダルマガレイ属の稚魚のようである。いつも採れるがイイジマダルマガレイ属の幼魚、若魚、成魚はこの周辺では見つかっていない。着底するとどこへ行ってしまうのだろうか。
イイジマダルマガレイ属の稚魚
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