先日確保したアザハタが冷蔵保存限界であり、今日は丁度魚ボラの日でもあるので大学へ行く予定。ほかに何か見つからないかと今日の定置網漁で面白い魚を探す。すると突然大きなモノノケトンガリサカタザメが揚って来る。普段だとこの大きなサイズなら網を絞る時点で網の中にいるのはわかるのだが、今回は大ダモで掬って揚がって来るまで全く気付かず。突然の事で非常に驚く。見ると普通の個体ではなく、以前にも獲れた胸鰭中央に大きな黒斑がなく、胸鰭を中心に体全体に小斑点が散在している個体(ブログ2022 8.29)である。しかも今回の個体はその小斑点がまだら模様の様に非常に多い。今年の初めには体表に模様のないナルトビエイでもこのような小斑点が散在している個体(ブログ2023 1.17)が獲れている。同じ板鰓類という事で何か繋がりがあるのだろうか。モノノケトンガリサカタザメは大学の水産学部の先生から頼まれており、サイズは大きいものの運べるサイズなので一応確保する。
モノノケトンガリサカタザメ
胸鰭中央に黒斑はなく、体表に小斑点が散在
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