話を九州に戻します。
2012.11.12 五家荘の梅の木轟を見た後、平家の里へ向かう。
こんな快適な道もあるが、平家の里へは国道445号線から県道159号線へ。
この159号線が、またしても離合困難なくねくね山道。
秘境、隠れ里・・・。
菅原道真の子や平家の落人が追われて追われて逃げ込み、安住の地となった
五家荘はそんな言葉で語られるが、今も正にその言葉通りの場所だと思った。
樅木の吊橋にやって来ました。
だいぶん落ちてしまったドウダンツツジが迎えてくれます。
「あやとり橋」から眺める「しゃくなげ橋」。
吊橋は2本の親子橋。
以前は生活道路としてかずら橋だったらしいが、今もこの橋の対岸に民家はあるのだろうか?
全長72m 高さ35m の あやとり橋。
しゃくなげ橋からあやとり橋を見上げて。
全長59m 高さ17m の しゃくなげ橋。
平家の里の駐車場のドウダンツツジは満開。
大きくて見事です。
五家荘のドウダンツツジは背の高い木が多い。
ここまで育つには何年ぐらいかかるのだろう?
少し登って平家の里への入口。
上にも駐車場があったようだが、この日は車が多くて満車。
入場料金が要ったのにはちょっと驚く。
でも、ここまで五家荘では入場料金というようなお金は払っていない。
財布の口は閉まっていたが、それぐらいのお金は落として当然だろう。
紅葉もぴったり見頃。
茅葺屋根の古民家を移築した食事処もあり、いい雰囲気と思っていたら・・・。
う~ん、渋さはなく、趣味の悪い色合いの能舞台。
せめて黄色はなんとかならないのだろうか。
同じ色合いの建物、資料館に入り展示物を見る。
平家の落人だけだと思っていたが、菅原道真の子供も藤原氏の追っ手から逃げ
五家荘にたどり着き、その子孫がおられる事もここで知った。
今でこそ車で来れるがその昔、連なる山々を越え、逃げて逃げ落ちて来た人々の
苦労に想いをはせ、平和な世の中に暮らしている有難さに感謝。
昨年の水害被害か道路の修復作業がアチコチで行われていた。
まだまだ見るべき所のある五家荘だが、人吉へ出たいので観光はこれで終了。
見残した左座家(菅原道真の子孫)、緒方家(平家の子孫)、せんだん轟・・・又
見に来る事が出来るだろうか?
この次来る事があっても、二本杉峠から入らずに人吉からアクセスしようと思う。
参考にさせていただいた五家荘ネット。
大きな写真をアップしています。
デジブック 『五家荘にて』