串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

五家荘へ-2

2012年11月27日 | 旅-九州・沖縄

話を九州に戻します。

2012.11.12 五家荘の梅の木轟を見た後、平家の里へ向かう。

こんな快適な道もあるが、平家の里へは国道445号線から県道159号線へ。

この159号線が、またしても離合困難なくねくね山道。

秘境、隠れ里・・・。

菅原道真の子や平家の落人が追われて追われて逃げ込み、安住の地となった
五家荘はそんな言葉で語られるが、今も正にその言葉通りの場所だと思った。

樅木の吊橋にやって来ました。

だいぶん落ちてしまったドウダンツツジが迎えてくれます。

「あやとり橋」から眺める「しゃくなげ橋」。

吊橋は2本の親子橋。

以前は生活道路としてかずら橋だったらしいが、今もこの橋の対岸に民家はあるのだろうか?

全長72m 高さ35m の あやとり橋。

しゃくなげ橋からあやとり橋を見上げて。

全長59m 高さ17m の しゃくなげ橋。

平家の里の駐車場のドウダンツツジは満開。

大きくて見事です。

五家荘のドウダンツツジは背の高い木が多い。

ここまで育つには何年ぐらいかかるのだろう?

少し登って平家の里への入口。

上にも駐車場があったようだが、この日は車が多くて満車。

入場料金が要ったのにはちょっと驚く。

でも、ここまで五家荘では入場料金というようなお金は払っていない。

財布の口は閉まっていたが、それぐらいのお金は落として当然だろう。

紅葉もぴったり見頃。

茅葺屋根の古民家を移築した食事処もあり、いい雰囲気と思っていたら・・・。

う~ん、渋さはなく、趣味の悪い色合いの能舞台。

せめて黄色はなんとかならないのだろうか。

同じ色合いの建物、資料館に入り展示物を見る。

平家の落人だけだと思っていたが、菅原道真の子供も藤原氏の追っ手から逃げ
五家荘にたどり着き、その子孫がおられる事もここで知った。

今でこそ車で来れるがその昔、連なる山々を越え、逃げて逃げ落ちて来た人々の
苦労に想いをはせ、平和な世の中に暮らしている有難さに感謝。

 昨年の水害被害か道路の修復作業がアチコチで行われていた。

まだまだ見るべき所のある五家荘だが、人吉へ出たいので観光はこれで終了。

見残した左座家(菅原道真の子孫)、緒方家(平家の子孫)、せんだん轟・・・又
見に来る事が出来るだろうか?

この次来る事があっても、二本杉峠から入らずに人吉からアクセスしようと思う。

 参考にさせていただいた五家荘ネット

 大きな写真をアップしています。

デジブック 『五家荘にて』