それは2年前の斜里から始まった。
私の事ではなく相方の話。
高校を卒業したのに、卒業証書どころかアルバムも住所録もない。
卒業式に出なかったので、担任が預かっていたらしい。
結局、もらいに行かなかった。
ある宗教団体関係の高校で、全国から学生が集まり寮生活。
同じ釜の飯を喰った人達には、クラブや同学級の人達より
思い入れが深いのだろう。
斜里から来てる生徒がいた。
北海道へ行く度に聞かされていたが、2年前、知床へ行ったついでに
思い切ってその教会を訪ねた。
あいにく留守との事で、家人に尋ねた理由を言い携帯の番号を
伝え、電話がかかるのを待っていたが、結局かからなかった。
「そんなヤツ知らない」だったのだろう。
翌年(昨年)手土産持参で再び訪問。
おられた。
あまり親しくはなかったが、斜里から来てると聞いて、相方は
たいそう驚いてよく覚えていたが、相手の記憶は乏しかった。
そして、今年、3度目の訪問。
そこで、我が家の近くに同窓生がいて、電話番号を教えてもらい帰宅後早速電話。
その人にアルバムと住所録を借り、それから同窓生探しが始まった。
網走にも弘前にも、もちろん大阪にも会いたいと思う人がいた。
今年11月の青森旅の時、私が弘前城を見ている間、弘前の人を訪ねる。
しかし、その住所にはもうおられないし、消息も分からなかった。
網走の人とは連絡がとれ、来年1月に北海道へ行く時会う約束をしている。
そんな中、先日同窓会があった。
今まで出席した事がなかった。
54年ぶりに出席し、実に楽しく有意義だったらしい。
あれこれ同窓生の消息が判明。
しばらくは大声でアチコチ電話し、会う。
それを嬉しそうに私に話す。
うるさい!
でも羨ましい。
私にはそんなに会いたいと思う人はいない。
あまり振り返りたくない。
つまらない私事でした。
何の関係もありませんが、橋本のうどん屋の写真を張り付けておきます。
かやくうどんのダブルと並です。