安達太良山の紅葉が見たくて、安達太良山に最も近い(でしょう)岳温泉 に初めて宿をとる。
左手の建物があだたらの宿 扇や。
右横にも同じような感じの建物が並んでいるが、これは別の宿。
駐車場は左手にあるが、広くはない。
駐車場に車を停めるとすぐにスタッフがやって来て、鍵を預け車を任す。
車内、片づけていただろうか?
スタッフにはおじちゃんが多い。
いわゆる男衆。
温泉街の真ん中を水路が走り、きれいな水が流れている。
なかなかいい雰囲気の温泉街。
この右手に広い公共(?)の駐車場があり、鍵を預けた愛車は、ここに停められていた。
ロビーに置かれたテーブル・椅子を見て驚いた。
飴色に輝く天然木。
外国産、多分台湾じゃないかと言われる杉で造られた物。
座ってみたが、包み込まれる感じはするものの、やはり冷たい感触で、座り心地は、う~ん・・・。
一番予約の多い部屋ー庭園に面した10畳というプランで予約し、広縁がある部屋で・・・とお願いしておいた。
すぐに宿から電話がかかり、広縁のある部屋は満室と言われる。
「椅子がある方がいいんだけど」 と、伝えると、空き具合を調べておられるようで、少し待たされて「分かりました」と。
宿は3階建てで、その3階にある芙蓉という和洋室だった。
エレベーター完備。
琉球畳の10畳間。
入口を入った所に3畳程の化粧の間と言う感じの小部屋。
そして希望した椅子が置かれた洋室。
丸いテーブルに椅子が4脚。
テレビを挟んだ壁と思うのはベッドだった。
和室に布団敷、あるいはベッド、どちらでも・・・と、いう事だった。
はじめ和室で・・・と、頼んでいたが、ベッドはどういう感じになるのか見たかったので、洋室のベッドで寝る事に。
窓からは広い中庭が見渡せる。
大きな枝垂れ桜の木がある。
花咲かすとさぞかしきれいだろう。
洗面所の横には非温泉の風呂。
男性用の整髪料、女性用にはへちま水。
トイレに入って驚いた。
アサガオ!
久しぶりにお目にかかる。
作務衣が用意されていた。
夜、きちんと冷水が用意された。
館内はアチコチ生花がいけられている。
花代だけでもバカにならないだろう・・・と、余計な心配をしてしまう。
そしてチェックアウトし車に乗り込んで。
ダッシュボードの上に折り鶴とメッセージ。
はぁ、こんな対応、初めてだわ。
こちらは特別室こぶしへの専用廊下。
部屋の入口横には庭を見渡せる丸窓が。
うわっ、枝垂れ桜独り占め。
部屋の設備などに関しては文句の付けようがない。