この日は、開花が遅れている藤沢北部地区の観桜スポットの開花状況を直に確認しようと、朝の陽が輝く中でぶらりとジョギングで出かけてきた。
引地川親水公園のマイコースから上流へと走っていると、いつものコサギのつがいが鯉と戯れるように飛び交っていたが、川面の映り込みも美しい春の光景が見られていた。
引地川秋本橋を経て観桜スポットのひとつの日本大学キャンパスへ向かうと、こちらのソメイヨシノも残念ながら開花したばかりで、キャンパス内も春休み中とあって朝練に出てきた野球部員と元気よく挨拶を交わして元気をもらっていた。
生物資源科学部の付属農場の桜トンネルもまだ開花しておらず、もう少し先になりそうな雰囲気でしたが、満開になると学生と市民との交流の場ととして、毎年楽しみなスポットでもあるが、この日は猫達が集まってきて迎えてくれました。
藤沢三大谷戸の一つの「石川丸山谷戸」へと移動し斜面の昼なお暗い路を進むと 別世界のように静寂な雰囲気が拡がっていますが、地元の住民やボランテイア団体が里地里山として保全に取り組んでいる保全地域となっています。
来月にもなると緑豊かな景観が望めて貴重な自然の原風景が見られるスポットで、田畑が残っていました。
木漏れ日の小路を気持ちよくジョグって谷戸の風景を楽しみ、引地川遊歩道へ戻ると、道脇には、チューリップや水仙が美しさを競うように咲いており、春本番の光景が見られました。
親水公園のマイコースの桜道を走りながら開花状況を確認していたが、一本の桜だけ見ごろを迎えており名前は判りませんが、寒緋桜に似た美しさに魅かれました。
城址公園や親水公園が、桜色に染まるのも後数日だろうと実感して、帰宅した。