MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらりジョギング~小山内裏公園・戦車道へ

2012年04月20日 | ジョギング

この日は、唐木田の知人を訪ねてから、久しぶりに多摩丘陵から町田の尾根緑道(戦車道路)を経て相模原へと自然豊かな緑道を走り、LSD(ロングスローデイスタンス)を楽しみました。

唐木田駅近くの唐木田稲荷神社で身づくろいをしてスタートしたが、記念碑の案内板によると、唐木田周辺は、山並に囲まれた小さな谷戸で、小川や水田があった農村だったそうですが、多摩ニュータウンの開発事業で近代的な住宅街へと一変したと・・・

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参拝した後、長池公園・ニュータウン通りを経て尾根緑道へ上がると、残念ながらこの辺のソメイヨシノは既に葉桜と化しており、新緑が芽吹いている中を走り、「小山内裏公園」へと向かった。

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小山内裏公園は、自然の森である雑木林が「サンクチュアリ(動植物保護区域)」として立ち入り禁止となっており、その周辺ロードが散策路となっており、車は一切入れないバイクと散歩・ジョグだけの貴重な空間となっている。

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また、広い舗装道路と桜の下のチップを敷き詰めた路があり、ジョギングには実に足裏が大地を感じて堪らないコースでもある。

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展望広場からは、相模原市や大山山系や丹沢山系の素晴らしい遠望が開けており、憩いの場として爽やかな気分となりました。

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園内を一周してみると、パークセンターや里山広場、大田切池など整備されており、特に池の中に立つ枯れ木の風情は素晴らしく、これからの新緑の季節には、最高の憩の場となっています。

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雑木林の中には、「津久井往還」と名付けられているアップダウンの小路があるが、津久井から江戸への旧道だったようですね。

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園内の散策路を一周して、尾根緑道(戦車道路)へと戻り町田へと向かったが、この道は第二次大戦の末期に、相模陸軍造兵廠で製造された戦車の走行テスト用として造られた道だったそうで、戦争の遺産から市民の憩いの場と生まれ変わったものである。

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町田市に入ると、新芽が噴き出してきた欅みちが約2Kmほど続くが、尾根から眺める山肌の景観は新緑と桜などが燃えるように彩りを見せている。

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その中で、白い桜?かと思えば、白桃の花だそうで、今は2本だけが貴重な美しく咲いていました。

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さらにその先の種入交差点からは、ケヤキから桜道へと変わり、里桜カンザキが開花したばかりで、さらに楊貴妃の桜が満開となっていました。

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さくら道には、遅咲き桜ゾーンと中咲き桜ゾーンと早咲き桜ゾーンに区分けされており、紅しだれや大島桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜など多種類の桜が鑑賞できるようになっており、桜まつりが、丁度終了したばかりでした。

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さくら道中程には、幻の桜「カタオカザクラ」が菜の花などのお花畑に咲いていますが、塩尻から寄贈された貴重な桜だそうで、山火事で焼失した気を蘇らせたものだそうで、お花畑の花の彩とマッチして非常に美しい・・・

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その先には、春の陽気を感じてモミジの新緑が映えていました。

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花を愛でながら一休みして、桜美林大学から青山学院大学を経てJR淵野辺駅のゴール地点に着いたが、特に厚木キャンパスから移設されてまもなく10年を迎える相模原キャンパスを正門から眺める景観はまた素晴らしいものがありました。

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約2時間のLSDでしたが、期待以上の春の花や新緑を観ながらのエンジョイランとなりました。

コメント
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