全日本トライアスロン宮古島大会の応援に出かけて、その前日、翌日には、スタート地点の東急リゾートホテル周辺やシギラリゾート(南西楽園)などを散策して、日本一の美しい海岸など「日本で一番はやい夏」を堪能してきました。
東急リゾートの前浜ビーチでは、青い空は望めなかったが、どこまでも白い砂浜とエメラルドグリーンの海とのコントラストが素晴らしく白いパラソルの下で、一足早い夏を満喫していました。
プールやマリンスポーツで楽しむ人も多く見られるようですが、大会前日でもあったため、さすがにその数は日頃の賑やかな風景ではなかったようです。
中庭のレストランで一休みしていたが、話題はトライアスロン大会でもちきりでした。
大会翌日には、宿泊したホテルブリーズベイマリーナ周辺の「うえのドイツ文化村」を訪れてみると、もっとも期待していた「博愛記念館(マルクスブルグ城)」は、改修工事のため緑のベールに包まれていました。
「ドイツ文化村」は、明治6年にドイツ商船が航海中に台風に遭遇して上野宮国沖合で座礁し、地元の住民が乗組員を救助して、手厚く看護して本国へ送り出したことが縁となり、島民の博愛精神を称えるために、「博愛記念碑」を建立したそうです。
博愛記念館は、ライン河地方にあるマルクスブルグ城を再現したもので、館内にはドイツの文化やチャペルなどが観ることが出来ました。
また、展望台からは、シギラリゾートエリアの大パノラマを展望することが出来、博愛パレス館やリゾートヴィラなどが眼下に拡がっていました。
散策路を歩いてみると、奇岩の数々が点在し、シーサー岩やハート岩などが見られましたが、聞けば干潮の時だけに現れる幻の岩で、非常にラッキーでした。
さらに、リゾート東地区のシギラビーチやシギラ岬へと歩を進めると、ゴルフ場周辺やフラワーラインでは、宮古の珍しい花・花・フラワーが咲き乱れており、宮古島では一番多くの花が咲き乱れるトップシーズンだったようです。
市の花である情熱の花「ブーゲンビレア」や代表的な「ハイビスカス」、デイゴ、ランタナ、アセロラなどなど名前も知らない美しい熱帯植物の美しい花の饗宴が見られました。
シギラビーチに着くと、残念ながら青い空は見られなかったが、本格的な夏を迎えるとどんな光景が見られるのだろうか?と、熱帯魚が目の前を泳ぐ中でシュノーケルやダイビングする夢のような光景が目に浮かんできます。
白いサンゴ礁に囲まれた岩の間には、青・黄色などの熱帯魚が美しい姿で泳ぎまくっていますが、まさに夢の島でした。
シギラ岬では、東平安名岬まで望める絶景が拡がっており、散策路にはフラワーロードとなっています。
また、散策路には、市の木である巨大なガジュマルが樹形を見せていましたが、何か神秘的なものを感じていました。
花や蝶が舞うフラワーラインの美しさを堪能して、宮古空港へ着くとロビーでは、貝や瓦、ガラスなどの破片を利用して作り出した「あたらか(勿体ない)シーサー」のカップルが、また来てね~と見送ってくれました。
スポーツアイランドで色々な思い出を抱いた感動的な3日間の旅を終えた・・・
シギラ南西楽園