MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

スケッチ散歩~横浜開港広場

2015年06月16日 | まち歩き
梅雨の合間の暑い一日でしたが、久しぶりに横浜のスケッチのメッカである開港広場へ仲間と共にスケッチに出かけてきました。
いつ訪れてもスケッチ愛好者が筆を取る光景が見られていたのが、この日は暑さを避けてかスケッチマンの姿はありませんでした。

開港広場からは、海岸教会や開港資料館、SCANDIAなどどちらを向いても描けるポイント一杯です。
この日は、長い間改修工事でベールに囲われていた「横浜海岸教会」が大改修を終わって真っ白い外観が美しく目を奪われていました。
教会は、明治初めに建てられた日本初のプロテスタント教会で、 真っ白な塔が印象的ですね。
関東大震災後に建造された改修前のレトロな雰囲気が一掃されて、白亜の殿堂と様変わりしていましたが、プロテスタント教会らしいシンプルさと塔の周囲に並ぶ細長い窓が特徴です。

教会の正面からの構図が一番ですが、新緑のケヤキ並木に遮られて白い塔の頂部は隠されていました。

教会の塔の高さはそれほど高くはないが、頂部の屋根や三角形のゴシック様式が美しく各構図選びにも苦労しました。

新緑に包まれた雰囲気に魅かれて正面から描いてみましたが、緑を描くのが大変難行しました。

腰を据えた大桟橋通りのケヤキ並木は、新緑のトンネルが形成されており、吹き抜けるハマの風も爽やかで暑さを忘れていました。

午後には、誰もが筆を取る定番の開港資料館旧館を正面から描いてみました。
旧館は、元英国総領事館だった建物で蔦が這える壁や窓など瀟洒な外観が大変魅力的で、これまでも何度か挑戦していますが、イチョウが緑濃い時期は初めてでした。

この日は、資料館は休館日で入退館する人もなく、約1時間半の早描きで描いてみました。

開港広場は、日米和親条約締結の地として色々なオブジェも設置されており、何度訪れても退屈しない憩いの広場として楽しめますね。

オブジェの一つに大桟橋付近にあった信号発信塔を模して建てられた「時計塔」や「旧居留地90番地の大砲」など開港の歴史を偲ぶことも出来ますね。

久しぶりに海の香りを感じながらのスケッチを楽しんでから、近くのカフェで仲間とスイーツを味わいながら濱の風情を堪能していました。
コメント (2)
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